620M マルチミオグラフシステム
概要
マルチワイヤーミオグラフシステム ‒ 620Mは、以前の610Mシステムの後継機として開発されました。本システムは4チャンネルのマルチミオグラフシステムで、ハイスループットな測定を行うことができます。
また、使用が非常に簡単で、小さい血管から、L型ピンマウントを使用することで10mmまでの大きい血管、気管、消化管を使用したin vitro研究を行うことができます。
特徴
- 4つの筒状器官を、同時に計測できるシステム
- ハイスループット測定が可能で、繰り返しドーズレスポンスカーブをかく場合などに最適
- チャンバーごとにジョー (30μm ~ 450μm) とピン (~10mm) を使い分けることが可能
- 単離切片は、最大で12時間生きたまま維持が可能
- ヒーター、バッファー廃液用の電磁バルブ、張力のアナログ出力を内蔵
- オプションでバッファーの自動充填システム ‒ 625FSを組み合わせることが可能